千秋寺亰介 怨霊記

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詳細:明治四十三年五月、世の中がハレー彗星による災厄騒ぎで沸き返っている時。四国・阿波の洋服問屋桔梗屋では大変な事件が持ち上がっていた。商家の一人息子の三蔵神隠しにあったのだ。三番蔵の土蔵の中に消えた三蔵は、祈祷師のお祓いの後で、三人に増えて甦る。ここに突然尋ねてきた二人の人物は四国八十八寺の特赦状を持つ者であった。この特赦状を持つ者は、弘法大師が四国に八十八寺を配してつくった大結界を守護するものとされる。一人は、舞という女で怨霊師、もう一人は北麿という男で陰陽師であった。

題名:怨霊記1 四国結界篇
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850527-6

発行:2001年5月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「怨霊記1 四国結界篇



詳細:(続き)
怨霊師は怨霊を狩る者、陰陽師により怨霊の存在を探り、戦うのは怨霊師の役目である。二人は、商屋のまわりに結界を張り、怨霊を封じ込めるが…。  

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詳細:大忌部村では大頭屋敷で評議が開かれていた。武蔵野の地においた御魂代が不穏な動きをしたために、遠く関東の地へと赴いた舞と北麿。武蔵野の地に祖が封じた御魂代が騒がしくなり、甲斐、駿河、信濃へと伝わり、最後に四国においた御魂代受けに伝わったのだ。関東の地で何か異変が起きた。すでに舞と北麿は二匹の怨霊を封じ取ったが、御札に呪詛玉を忍ばせた上野寛永寺がおかしい。残された四天王と四天女も大日女の命により帝都へと向かう。一方、帝都では東京中央ステンションが建設途上であった。文明開化の大波の後も

題名:怨霊記2 帝都擾乱篇
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850541-1

発行:2001年9月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「怨霊記2 帝都擾乱篇


詳細:(続き)
確実に変貌しつつある帝都の象徴ともいうべき中央ステンション。工事現場を一望する草叢には陸軍情報大尉の八雲優と新兵坂元三郎の姿があった。八雲は坂元に陰陽道が仕組まれた中央ステンションの秘密を明かすのだった。

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詳細:上野山下と神田明神は大渦に覆われ、帝都から姿を消した。大渦は陰陽師と怨霊師のはった結界だったが、帝都の風景は一変した。周りを囲む陸軍により物見遊山の見物人は周囲から遠ざけられたが、不気味な震動と天にも届くばかりの渦巻により異様さがいや増していた。上野山下の結界の中では舞と北麿が怨霊の姿を求めて、狩り取ろうとしていた。だが、結界自体が傀儡の企てた罠かもしれない!?啓介に扮した傀儡・風魔雷道は風魔一族小次郎の弟で、不死の体を持つため、対峙する舞たちも全く歯が立たない。

題名:怨霊記3 大陸雄飛篇
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850554-3

発行:2002年2月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「怨霊記3 大陸雄飛篇





詳細:(続き)
そして、一方には民衆を扇動して舞たちを追いつめようとする八雲配下の美千子の姿があった。
 

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詳細:真名瀬舞が大頭の屋敷に呼ばれたのは、桂木湖舟の抹殺のためだった。中頭の近江秋水は冷徹に言い放った。が、怨霊との死闘で焼かれた顔を覆った朱色の布から覗く灰色の目は深い憂いに満ちている。陰陽師湖舟はかつて舞とともに怨霊を狩った仲間だった。しかも、焼けただれた金剛六角棒を残し、死んだはずだった。だが、大日女の御神託によると、湖舟は阿波の地で生きているというのだ。一度、怨霊師、陰陽師となった者が掟を破った場合、その者は転びといわれ、己の死をもって償わねばならない。そして、数日後。北麿と舞は

題名:日本霊異物語 怨霊記外伝
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850564-0

発行:2002年6月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「日本霊異物語 怨霊記外伝




詳細:(続き)
不気味な暗雲に覆われる怨霊島を望む波打ち際に立っていた。日本の霊異を余すことなく描く読み切り超伝奇書下し。    

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詳細:阿波山中、松明を持って歩む一組の男女。怨霊師の真名瀬舞と陰陽師の安倍北麿だった。時はすでに亥の刻、この日、六匹の怨霊を葬り去った帰りだった。だが、不吉な感覚が北麿の担いできた笈から漂ってくる。舞は小剣を構えて、真上から笈を貫いた。世にも恐ろしい叫び声が起こり、笈の蓋が開くと小さな布袋の置物が蠢いている。この布袋の置物は、六匹の怨霊が十五家族を貪り食った時、殺戮現場に転がっていたものだった。布袋の像に憑依した怨霊は千年の長きにわたり、何処へ消えていたか分からなかった怨霊で、玉藻前といった。

題名:玉藻前 日本霊異物語
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850576-4

発行:2002年10月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「玉藻前 日本霊異物語




詳細:(続き)
この怨霊は平安京の陰陽頭として鳥羽法皇に仕えた安倍泰成に正体を見破られ那須野に逃げ、石となったという。殺生石となった怨霊は、周囲を呪縛したが、玄翁和尚により石が砕かれ散滅されたと言われていた。それが、忌部の里を襲った。

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詳細:江戸幕府を拓くに当たって天海大僧正が封印した大怨霊の平将門。いまや傀儡の手により、その封印が解かれようとしていた。天海は将門の洞袋を駿河台の神田明神に、生首は首塚に埋め、結界石の大岩で封印し江戸城を置いて地の均衡を図っていた。傀儡である風魔一族の策によりその二つの結界石が割れてしまい、帝都は強烈な暴風と空を切り裂く凄まじい雷に襲われていた。傀儡たちの目的は将門の生首と洞袋をあわせて絶対怨霊を復活させることだった。舞と北麿は傀儡を阻止すべく、風魔小太郎、小次郎親子に対峙する。

題名:怨霊記魔洞界1
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850594-2

発行:2003年3月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「怨霊記魔洞界1」




詳細:(続き)
帝都を揺るがす大怨霊の真の姿は?いよいよ物語は、窺いしれない魔界へと入ってゆく。新たなる超伝奇の新世界。
    

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詳細:明治四十五年七月三十日明治大帝崩御。宮内省は十日ほど前より明治帝の発病を公表していたが、あまりに急だったため人々は驚きを禁じ得なかった。時同じくして南山の倭城台にある朝鮮総督府では韓国併合後の初代総督である寺内正毅陸軍大将と明石元二郎警務総監部長が謀議をこらしていた。帝の崩御に朝鮮最大の風水師であるユンスが関係あるかもしれないと。すでにユンスは明石の部下、八雲優陸軍情報局大尉により暗殺されたはずであった。ユンスは風水により日本軍の侵攻を予知しており、日本を風水の力で追い出す策

題名:朝鮮総督府 怨霊記魔洞界
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850610-8

発行:2003年9月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「朝鮮総督府 怨霊記魔洞界




詳細:(続き)
を前の李太王である高宗に提案していたという。そして全てがユンスの死後起こったのであった。朝鮮半島の時期遅れの花見の帰り、日本人が見えない化け物に襲われ、喰い殺されたのである。

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詳細:大正と重なる明治最後の年、明治四十五年七月三日、天皇睦仁が倒れる寸前、商都大阪の地に、天を貫く鋼鉄の建造物が姿を現した。高さ二百五十尺に達する大きな鉄塔“通天閣”であった。この地に真名瀬舞と安倍北麿が向かっていた。そして来栖夢情と西連寺蘭の姿もあった。四人は大日女の未然語りにより、送られてきたのだ。なぜか、この地の地脈が狂っていて、交錯する地脈が噴出しないという。あり得ないことが起きているのだ。
 
 

題名:怨霊記魔洞界2 異形通天閣
著者名:千秋寺亰介
出版社:徳間書店

ISBN:4-19-850624-8

発行:2004年2月
イラスト:槻城ゆう子

収録作品:
「怨霊記魔洞界2 異形通天閣









    

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