高橋克彦

トップに戻る

2

この本を探す

詳細:平安の都で起こる怪事件の陰で跋扈する道鏡、菅原道真らの怨霊、邪鬼。弓削是雄、安倍晴明ら陰陽師の系譜を辿り、歴史の暗部から世界を読み解いていく。藤原氏支配の礎を築いた政変〈応天門の変〉の謎を陰陽術で解き明かす「髑髏鬼」他、秀逸な怪異譚全5編。『白妖鬼』への連なる妖かしの物語の原点がここにある!




題名:鬼
     
著者名:高橋克彦
出版社:講談社文庫

ISBN:4-06-273242-4

発行:2002年2月15日初
カバーイラスト:金本進
口絵:
収録作品:
「髑髏鬼」「絞鬼」「夜光鬼」「魅鬼」「視鬼」

〈怨霊を祓い、鬼を討つ陰陽師が謎を解く。弓削是雄、安倍晴明ら平安の術師が奇々怪々な事件に挑む、秀逸な妖かしの世界〉




125

この本を探す

詳細:平安時代、人の心の欲望を糧として歴史を操る鬼どもを退治するため内裏に仕える術士たちがいた。祈祷と呪法によって、各地で鬼を鎮める陰陽師たちに都より解任のしらせが届く。陸奥で免官された陰陽寮の雄・弓削是雄は朝廷の命令に疑いを抱き京をめざすが、謎の烏天狗たちの襲撃をうける。歴史伝奇長篇。




題名:白妖鬼
        
著者名:高橋克彦
出版社:講談社文庫

ISBN:4-06-263351-5

発行:1996年10月
カバーイラスト:
口絵:

収録作品:
「白妖鬼」









    


127

この本を探す

詳細:天変地異や変事を扱う陰陽寮の頭、弓削是雄は当代一の術士と衆人より目されていた。彼は陰陽師の紀温史、蝦夷の淡麻呂、陸奥で山賊の女頭目であった芙蓉…と多士済済の者たちを配下に従え、忙しい日々を送っていた。そんなある日、羅城門に人の倍以上も背丈がある鬼"長人鬼"が現れた。一方、是雄は関白からの急な呼び出しがあり、「淡路行き」の命を受けるが…。是雄たちが怪異の謎に挑む、妖かしの新物語。

題名:長人鬼
        
著者名:高橋克彦
出版社:ハルキ・ホラー文庫

ISBN:4-89456-737-7

発行:2000年8月
カバーイラスト:
口絵:

収録作品:
「長人鬼」









    


128

この本を探す

詳細:光孝帝が崩御された直後の仁和三年(八八七)九月。内薬司・橘広見の無惨に飛び散った死体が発見された。その生首を検分した陰陽寮の頭・弓削是雄は愕然とした。それは昨夜、邸に侵入した魔物が是雄に見せた、五つの生首の一つだったからである。彼らはみな、殺される運命にあるのか?魔物と人の間にあって、自在に空を飛ぶ鬼の正体は?これぞ歴史伝奇の白眉。



題名:空中鬼
        
著者名:高橋克彦
出版社:祥伝社ノンポシェット

ISBN:4-396-32803-6

発行:2000年11月
カバーイラスト:
口絵:

収録作品:
「空中鬼」









    

122

この本を探す

詳細:大宰府に流された菅原道真が亡くなって五年後の延喜八年(九〇八年)。志摩の国、賢島に禍々しき巨船が迷い込む。その翌日、八人の男がぼろきれのように惨殺される事件が起きたが、下手人は若い娘であった―。男から女へ、肉体から肉体へ、まぐあいながら人にとりつき、殺めていく淫鬼。道真の怨鬼まで甦らせた鬼の狙いはなにか。そして、陰陽道に通じる加茂一族は淫鬼に対抗できるのか!傑作歴史伝奇小説、文庫オリジナル作品。

題名:紅蓮鬼
        
著者名:高橋克彦
出版社:角川ホラー文庫

ISBN:4-04-170422-7

発行:2003年1月
カバーイラスト:
口絵:

収録作品:
「紅蓮鬼」









    

24

この本を探す

詳細:季節外れの大雪に見舞われた盛岡で、夜間、7歳の少女がひき逃げに遭った。はねられたのは、喫茶店「ドールズ」の経営者である月岡真司の娘・怜。彼女は言葉を失い、一方で"人形"に異様な関心を示しだす。喫煙をはじめとする怜の信じがたい奇矯な行動。さらに医学の常識をこえた不可解な症状が彼女の肉体を襲う。少女の心の闇に何がひそんでいるのか。巧みな構成と斬新な着想。恐怖小説の第一人者がつづった傑作長編!
    
    

題名:ドールズ
      
著者名:高橋克彦
出版社:角川文庫

ISBN:4-04-170406-5

発行:1997年8月25日
カバーイラスト:智内兄助口絵:

収録作品:
「ドールズ」(「ドールズ 闇から来た少女」改題)

〈七歳の少女が突然見せ始めた奇妙な行動…恐怖小説の金字塔〉





    


25

この本を探す

詳細:仙台で個展を開いていた創作折り紙の第一人者・華村研は、何者かが江戸期の手法で見事に折り上げた"紙の蜻蛉"を会場で見つける。その夜、弟子の女性が殺され、現場にはまたも紙の蜻蛉が落ちていた。華村を凌駕するほどの技の持ち主は誰か。彼が探し当てたのは、八歳の無邪気な少女・怜だった。しかも怜の身体には、江戸の天才人形師・泉目吉が甦っていた―。あらゆる仕掛け物から、はては人情の裏側にまで通じた比類なき名キャラクター、目吉先生が鮮やかに謎を解き明かす四つの事件。
  

題名:ドールズ 闇から覗く顔       
著者名:高橋克彦
出版社:角川文庫

ISBN:4-04-170407-3

発行:1998年2月25日
カバーイラスト:智内兄助口絵:

収録作品:
「紙の蜻蛉」「お化け蝋燭」「鬼火」「だまし絵」

〈少女の身体に甦った江戸の老人形師。泉目吉の異能が“殺意”をあばく!〉




    


31

この本を探す

詳細:もつれた記憶の糸が紡ぎだす幻想の世界。主人公の瞼に広がる緋色のイメージとは古本屋で見つけた生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。同級会を口実に故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼の瞼の裏側に広がる鮮やかな緋色のイメージとは、一体何なのか……。




    

題名:緋い記憶
        
著者名:高橋克彦
出版社:文春文庫

ISBN:4-16-716405-1

発行:1994年10月10日
カバーイラスト:峰岸達
口絵:

収録作品:
「緋い記憶」「ねじれた記憶」「言えない記憶」「遠い記憶」「膚の記憶」「霧の記憶」「冥い記憶」






    


32

この本を探す

詳細:慢性的な頭痛に悩まされ、催眠療法を受けた男に甦る、存在するはずのない記憶。遠足のリュックの中のバナナ、土盛りのダム、見覚えのない同級生たち、そして場所は暮したこともない岩手県盛岡……。それは前世の記憶なのか?表題作など八
篇。直木賞受賞の『緋い記憶』に続く、「記憶シリーズ』第二弾。




   

題名:前世の記憶
  
著者名:高橋克彦
出版社:文春文庫

ISBN:4-16-716408-6

発行:1999年2月10日
カバーイラスト:峰岸達
口絵:

収録作品:
「前世の記憶」「針の記憶」「傷の記憶」「熱い記憶」「匂いの記憶」「知らない記憶」「凍った記憶」「昨日の記憶」(「昨日に逢いたい」改題)

〈催眠療法を受けた私≠ェ思い出した見知らぬ光景。それは前世の記憶なのか?〉
     


33

この本を探す

詳細:いかがわしい美容器械から漂うオゾンの匂いがきっかけで、私の脳裏に蘇った幼馴染みの面影。幼少の一時期を過ごしたあの小さな村で、唯一の遊び相手だった花奈子。やがて家の火事で両親は焼死。私は村を離れた――。蘇った記憶に導かれ、再び村を訪れた男が見たものは!?表題作など粒揃いのホラー12篇。

〈記憶の迷宮を彷徨う囚われ人たち。心の封印が解かれる時、12の恐怖が甦る。ホラー小説の極め付き、「記憶シリーズ」第3弾〉 

題名:蒼い記憶       
著者名:高橋克彦
出版社:文春文庫

ISBN:4-16-716410-8

発行:2003年2月10日
カバーイラスト:峰岸達
口絵:

収録作品:
「夏の記憶」「幽かな記憶」「記憶の窓」「棄てた記憶」「水の記憶」「鏡の記憶」「夢の記憶」「愛の記憶」「嘘の記憶」「炎の記憶」「欠けた記憶」「蒼い記憶」




  


34

この本を探す

詳細:実家の床下から偶然見つかった古びた壷。中には朽ち果てた人骨が詰まっていた。そして、その壷には何故か私の生年月日が記されていた。それでは…自分は、いったい誰なんだ。三十数年前の自身の揺るがざる死亡証拠を手にした私は、自己の存在をかけて真実を追った。やがて辿りついたのは、旧家に残る恐るべき因習であった…。(「私の骨」)他に日本ホラー小説界の第一人者が、恐怖を通じて人間の本質を描き出した秀作六編。

    

題名:私(わたし)の骨
         
著者名:高橋克彦
出版社:角川ノベルズ

ISBN:4-04-787201-6

発行:1996年1月25日
カバーイラスト:峰岸達
口絵:

収録作品:
「私の骨」「ゆきどまり」「醜骨宿」「髪の森」「ささやき」「おそれ」「奇縁」

〈実家の床下から人骨入りの古びた壼が見つかった。そして、そこには何故か私の生年月日が…!?傑作ホラー短編集〉


    

トップに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送